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日本橋人形町の税理士事務所

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2019年11月12日

令和2年10月から年末調整も電子化できます

年末調整手続きも電子化の時代


年末調整の時期になりました。年末調整、必要書類を揃えるだけでも大変ですよね。保険料証明のハガキ一枚を探すために、部屋中をひっくり返す。似たような経験ございませんか?今年もそうなりそう、なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。そんな方に朗報です。
実は、令和2年10月以降の年末調整については、給与所得者が会社など給与の支払い者に提出する控除申告書に、保険会社等から受け取った控除証明書などのデータを添付して提出出来るようになります。
 

年末調整控除申告書作成用ソフトウェアが無償提供されます

年末調整手続きの電子化に際して、令和2年10月から国税庁ホームページなどで、年末調整控除申告書作成用ソフトウェア(年調ソフト)が公開される予定です。
この年調ソフトによって、年末調整手続きを電子的に行うことができるそうです。
 

年末調整を電子でするメリット

手書きで作成する場合に比べミスが削減でき、手間が減るのが大きなメリットです。
控除証明書のデータをインポートすればよいので、書類の整理作業や確認作業もとても楽になりますね。また、年調関係書類(7年間の保存が必要です)も電子化することになるので、省スペースが実現できます。
 

年末調整を電子化するために必要な手続き

所轄の税務署に『源泉徴収に関する申告書に記載すべき事項の電磁的方法による提供の承認申請書』を提出して、承認を受ける必要があります。令和2年10月から従業員より、電子データにて控除申告書の提出を受けたいという場合には、令和2年8月中に申請書を所轄税務署に提出する必要があります。
 
以上、年末調整と電子化に関するお話でした
年末調整でお悩みの方はぜひ、お気軽にお電話ください